2014-04-09から1日間の記事一覧

根源的で圧倒的

ラカンの仕事のなかでは、構造に異議を唱えるものは二つある。主体と対象、欲望の原因としての対象αである。ラカンが初期の仕事においては現象学的な概念から出発しつつも1950年代には、主体を言語ないし法である他者に対してとられるひとつのポジションとし…